異空間との接触 | スネヲ的雑記録

異空間との接触

皆様はどうゴミを捨てているだろうか?


ぼくの住んでいる所は、まあ普通のマンション(スネヲハウス)である。

1Fにゴミ置き場の部屋みたいなのがあり、分別して曜日指定されたものを出すという、極めて普通の生活を送っているわけだ。


もう、ごくごく普通に。。


先日の朝、寝ぼけたアホみたいな顔しながら、というか半分気絶しながら出勤前に缶とペットボトルを持っていつもの様にゴミを捨てに行ったわけだ。


いつものように1Fに逝き、いつものようにゴミを持ち、いつものようにゴミ置き場の扉を開けゴミを出そうとしたわけだ。


そう、いつもの日常のはずだった。


そしていつもよりなんか狭いと思いながら、ゴミを捨てようとした瞬間ふと見上げたら、壮絶にいつもと違和感があった。



黒人のおっさん(身長約2メートル)がいたのだ。



・・・いや、意味がよくわからん。



2畳くらいの狭い空間に、黒人のおっさんと二人きり。


しかも2メートル。


もう狭い狭い。



いやいや、狭いとか言う以前に、何でここいるの?


しかも固まってボーっと見ていても出て行かないし。



しょうがないので、ペットボトルを捨てようとしたら、あわてて落としてしまった。


あー、いかんいかん動揺してるわと思いながら拾おうとした瞬間、



「早く拾う!」



と黒人のおっさん(身長約2メートル)に怒られる。


っていうか指示される。


はっきり的確に。



えー


日本語しゃべれるんやん。。


しかも何故指示されないけないのか。


世の理不尽を感じざるを得ない。



しょうがないので指示通り拾っていると、電話が鳴った。


あれ、ぼくの音じゃないよなとか思っていると、黒人のおっさん(身長約2メートル)がおもむろに電話を取り出す。



「いや、それ違うから!ちゃんとわかってるの!」



うん、貴様がゴミ捨て場にずっといて電話してる意味の方が知りたい。


その後、缶を入れていた袋はもって帰るように諭され、すごすごとそのままもって会社に逝くぼくの背中は確実に煤けていた。。



ホンマ意味わからん。



母さん、東京は怖いところです。。



ちなみに、翌日同時刻に、黒人のおっさん(身長約2メートル)と燃えるゴミの戦いがあったりした。


その時は電話しながら「その辺に置いといて」って言われた。



奴は何者なんだろう。。


そして電話の先は何処なんだろう。。


謎は深まるばかりである。



多分あのゴミ捨て場は何処か異空間と繋がっているに違いない。