問題解決ジャンキー | スネヲ的雑記録

問題解決ジャンキー

ぼくはある中小製造メーカーのシステム部門に勤めている。

仕事は大きく分けて事務と、コンピュータ何でも屋さんの大きく二つに分かれる。
中小企業のシステム部門の常として、本当になんでもしなければならない。
特にコンピュータ系の仕事は、知ってるとか知らないとかした事有るとか無いとか出来るとか出来ないとか全く関係ない。

だって頼む人も知らないし。

ホームページをびゅーんと動かしてよ!って言われたら知らないフラッシュを使って動かすし、バックアップとっていないパソコンがクラッシュしたら何とかして救おうとするし、建物が別だけどファイル共有したいって言われたらできるようにいろんなサービスを当たるし、これ簡単に入力できて後で集計出来ない?って言われたらよくわかんないアクセスでデータベース作る。


本当に節操が無い。


そして知ってる事をするときって、コンピュータの仕事をしていると実はあんまり無い。

だから知らない事をさも知っているように言っている事もあるし、出来ますよ!って大見得を切って苦労する事も多い。

でも、問題を解決するって言う快感はそこにはあったりする。
そしてその苦労の山が高いと越えたときの快感は一層強い。


そういう仕事を続けていくうちに、問題を自ら作って解決している人の存在に気がついた。今掘り起こさなくても・・。そんなやり方わざわざしなくても・・。みたいな無駄な動きの多い人だ。

そう実際に思った事を行動に移しひたすらアクティブな人を、よくわからないけど眩しい思いで見てしまう事が多いが、最近その人らは実は「問題解決ジャンキー」なのだと考えるに至った。

そう、いらない苦労まで背負い込み、問題を望んで起こしているとしか思えない、とっても香ばしい方の事だ。


古舘伊知郎っぽく言えば自己愛とMゴコロの交差点にいる人だ。


間違えてはいけないが、良いとか悪いとかの問題ではない。それはそういう性質で、そうではない人には無いアクティブさや行動力で、社会や組織の風穴を開ける可能性も内包しているのだ。


まあ、そういう性質は誰にでもあると思うし、その量の大小でその人の仕事の仕方は変わるような気がする。いやする。

別にその大小で仕事の優劣はつけるものではないが(つけるのは結果だし)、その人の仕事振りで、ジャンキー度合いがわかるのでは?


まず思い当たるに、ソフトバンクの孫さんは多分もの凄いジャンキーだ。
宇宙の果てまで行っている感じがする。
先ず間違いなく現在最強だろう。
でなければ球団は買えない。

反対に全くジャンキー度合いが薄いのが社会問題化しているニートだろう。
問題解決って漢字が多いからめんどくさいとか言われて終わりそうだ。

その度合いを測って、現在の自分の位置を確認し、性質をわかる為に、ジャンキー度合いを図ることにした。

単位は先ほどの二組の度合いを元に決める。

孫:100
普通:50
ニート:0

単位を1ジャンとし孫100ジャン、ニート1ジャンと制定する。

ほりえもんもかなりいい感じだし99ジャンいくか?

阪神の久万さんは徹底した無難というかケチらしいし60ジャン。
INAXの潮田さんも堅いし、まあ65位か?


さて、自分はどこにはいるか考えてみる。
多分55ジャン位?中途半端な・・。


本当になんの為にもならないこのジャンキー度合い判定。
もしよければ考えてみてくださいな。

あなたは何ジャン?