ドラえもんの声優交代! | スネヲ的雑記録

ドラえもんの声優交代!

ドラえもんの声優交代の一報を聞いたときは本当に驚いた。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-041121-0021.html



みんながそうだったと思うが、ドラえもんを見ると自動的に大山のぶ代の声が聞こえてきた。本当に個性的な声だと思うし、またドラえもんのキャラクターとも限りなく一致していた。交代理由として年齢のことが挙げられていたが、実際いくつなんだろうとみたら以下のようだった。

ドラえもん:大山のぶ代(68)
のび太:  小原乃梨子(69)
しずか:  野村道子(66)
ジャイアン:たてかべ和也(70)
スネ夫:  肝付兼太(69)

なんと平均年齢68.4歳ではないか!自分らの孫程の年の声をいまだに出し続けていられたとは、まさに驚愕に値する。
人間は訓練すれば60年近く前のだったころの声が出せるとは、感動を禁じえない。
彼らは本当のプロだ。


かようにすごい彼らでも、今後もシリーズを続けていくにあたり、25周年という落としどころでの交代は、まあ仕方ないのかもしれない。本当にお疲れ様と言いたい。

しかし後継者選びは大変だろう。
人選をいている人は今頃胃腸薬と友達に違いない。
あとのキャラクターは何とかなるかもしれないが、ドラえもんだけは本当に難しいだろう。あんな声の人はまずいないし、中途半端に似ている人だとファンの反感を買うだろう(ルパン三世の栗田貫一の苦労は並大抵ではなかったようだし)。


新しく声優が決まったとしても、よく考えたら今の声優は言ってもまだほとんどが60歳台だ。まだまだ元気だろうと思われる。
今後ますます加速していく、高齢化社会の中では若いといわれる年になるかもしれない。

「のび太の結婚前夜」で大人になったときののび太はの声も子供のときと同じだった気がするし、もし出来るなら新しい声優のドラえもんと同時進行で旧声優人でシニア版ドラえもんを作ったらどうだろうか。

ドラえもんの道具はよく考えると老人には非常に優しいつくりになっている。どこでもドアは究極のバリアフリーの道具だし(但し扉はの段差はなくすようにすべきかもしれない)、タケコプターがあれば布団から起き上がるのも容易に出来る。そういう近未来の老人による老人のための老人のアニメ「ドラえもん」も良いのでは?

大長編も「のび太とゲートボール」とか「のび太とお遍路さん」など、今までとは一味違った切り口で出来、シニア世代に夢と希望が与えられるようになるのでは?

我が敬愛する「肝付兼太」先生を始め現声優皆様方には是非これからもお元気で新しいアニメの姿を模索していただけたらと思う所存であります。